| 元気のでる館 > 身体や心の癒しに ＞ 文字は太古の昔に占いの道具でした 世界中にはいろいろな民族がいます。その中でもユダヤ人は「記憶の民」として、中国人は「記録の民」として知られています。ユダヤ人が「記憶の民」として知られているのは、長い迫害、放浪生活のため、ユダヤ人の民族の歴史書でもある旧約聖書を〝頭の中″にとどめておかねばならなかったから。迫害によって、バイブルは常に燃やされる危険があったので・・・。一方、中国人が「記録の民」と呼ばれるのは、漢字を創り、多くの医学書や歴史書などを残してきたからである。その漢字が創られたのは、今からおよそ三六〇〇年前の殷時代（紀元前一四～一一世紀）といわれています。ちなみに、この時代を日本に当てはめると縄文時代になります。発掘によって発見された中国最初の文字は、甲骨文字と呼ばれ、亀の甲や獣の骨に文字が刻まれていたから。ではなぜ、亀の甲や獣の骨に文字が刻まれていたのでしょうか。それは、殷の時代の人々が盛んに占いを行なったからです。祖先の祭祀を行なってよいかどうか、戦いに勝てるかどうか、雨が降るかどうかなど、ありとあらゆることについて占いを行なっていました。また、一〇日ごとに次の一〇日間の吉凶を占うという慣習もありました。そして、その内容を巫（みこ）や史（ふひと）と呼ばれた人々が、記録しておいたのです。そのため、こういった亀の甲や獣の骨に刻まれた文が卜辞（ぼくじ）と呼ばれました。極端ないい方をすれば、文字は占いの道具でもあったのです。占いの方法は、亀の薄い腹の甲のへこみにもぐさのようなものを置き、それを燃やしてできる割れ目によって吉凶を占うというものでした。この占いは、古代の日本にも伝わっています。が、日本では亀の甲ではなく、鹿の骨が用いられていました。いずれにしても、今からおよそ三六〇〇年前に中国では文字が創られ、ト辞として盛んに用いられ、その文字の数はおよそ三〇〇〇字であり、現在意味が解読されているのは約半数の一五〇〇字といわれています。ところが、中国で文字が創られたのは約三六〇〇年ほど前ではなく、それよりも約1000年も古いという研究結果が発表されています。このように、中国では太古から占いと文字の結びつきが非常に強く、それは現在でも信仰に近い形で続いています。文字に運命を変える力や、災難、病気を防ぐ力が宿っていることは、現代の日本人にはなじみが薄いが、漢字発祥の地である中国では、この考え方が四〇〇〇年も続いており、今なお文字のいくつかは信仰の対象にさえなっています。中国人にとって、ある種の文字は、日本の神社のように霊験あらたかなものなのです。 ☆参考文献 詳しくは 占星術の話 占星術（人生の修学旅行）の話 天体の概念 12のサイン運命鑑定神秘の世界へ 占星術（惑星の環境）の話 占星術（卒業間近）の話 占星術（自由意思）の話 水晶・パワ－スト－ンは身に付ける人の心身に深く作用し、内在する潜在能力を引き出し活性化させるものとして、著名人や超一流スポーツ選手等 にも愛用者が多いという事もなっとくできます。水晶・パワーストーンパワーを、あなたの健康的で快適な生活に活かしましょう。心、身体、気は 密接な関係にあります。トータルバランスヒーリングを身につけましょう。科学が未発達だった古代に、人々はどのように水晶の震動特性を知りえ たのでしょう。微量の震動といえども、動きがある以上はそこにエネルギーが発生します。そのエネルギーが伝える波動を、古代の人々は敏感に感 じとる能力が備わっていたものが、だんだんとうすれてきたのではないでしょうか。また、この波動が、人の体や心に働きかけたり、邪気を取り払 ったり、あるいは生命エネルギーを高めることに実際に作用していたとも考えられます。内在する潜在能力を引き出し活性化させましょう。 |
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| 「占い」は裏の成り立ちを知ること これまで、「気」は人の意識と密接に結びついていることを述べてきました。意識を浄化すれば「気」が浄化され、「気」を高めることが人生 の成功に重要な要素であり、また健康に大きな影響を与えることを理解していただけたのではないかと思います。 多くの人は、「気」をどこ か占いと間違えている向きがあります。しかし、「気」というものは、本来きわめて科学的であって、論理的なものでした。「気」のスタート が天文学であり、自然科学だったことを考えれば、それは当然なことなのですが、「陰陽師」というコミックや映画のブームもあり、まだまだ 一般的には「気」がどことなくまか不思議なものであるという誤解があるのは致し方ないのかもしれません。しかし、ここで「占い」というも のがもつ本質に帰ると、そこには、ある種重要なポイントが隠されていることに気づきます。「占い」という言葉の本来の意味は「うらなり」 であって、字を当てれば「裏成り」となります。これはいったい何を示しているのでしょう。 例えば、あるものごとがそこに存在していると します。「占い」とは、そのものごとが登場した「真の理由」、すなわち発生原因を白日の下にさらすという意味をもっています。私たちの目 の前に現れた現実が、実はどういう理由からそこに登場したのかといった、裏に隠された真実の意味と真実の姿。また、発生原因にさかのぼっ て現時点までの経過次第までを含めて「裏成り＝占い」というわけですから、これはとんでもないことです。 易を生んだ中国は、もともと論 理が先行した政治の国、官僚国家でした。従って、現実として登場した事実は、そのよってきたる意味を明確にする必要があったのです。その 論理と然るべき道筋を重んじる伝統は、今日の中国にも受け継がれ、ときとして中国政府が、われわれの鼻につくような尊大な態度に出るのは、 こうしたことが下敷きにあります。 白黒をハツキリさせない日本人 これに比べると、日本はいかにもいい加減です。同僚の送別会か 何かで酔いつぶれたあげく、宣戦布告の翻訳に手間取っている間に真殊湾の攻撃が始まって、結果として歴史の中で「奇襲」という汚名を民族 全体に着せてしまった外務省の不手際は、今日まで誰も問題にしていません。 |
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