神秘の世界へ ＞ 風水の話その四
大地には磁気的とでもいいうる二つの異なる流れがあることを理 解しなければなりません。ひとつはプラスの好ましい流れであり、一つはマイナスの好ましくない流れです。前者は比喩的に青龍と呼ばれ、後
者は白虎と呼ばれる。 青龍は常に、幸運を呼ぶ土地を含んでいるはずの場所では、きまってその左側に、白虎は右側にいなければならない。（前提として南面していることがあるのに注意。南面していれば、青龍が住まう東は左側になります）風水師の最初の仕事は良い用地をさがすにあたって、地面の盛り上がり方でそれとわかる龍と、その補佐役である虎を見つけることです。龍と虎によってできる角度、すなわち龍と虎がそれぞれ代表する二つの磁気的な流れが交わるまさにその点に、幸運をもたらす場所、住居の場所が見つかるでしょう、ということです。「見つかるでしょう」と言ったのは、それは龍と虎の結びつきのほかに、その特定の場所に影響を与える、天と地のあらゆる要素の安らかな調和もそこになくてはならないからであり、その特定の場所は、水流のコースを吟味することによって決まることになるからです。
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| 華厳の滝 落差 97ｍ 幅 7ｍ 栃木県 日光市 |
青龍的な土地と白虎的な土地の区別をよく観察することが必要です。いきなりグンと高くなるようなところは青龍的な土地と呼ばれ、一方、 たいらではないが穏やかに波うっているようなところは白虎的な土地と呼ばれます。青龍的な特徴が優勢な土地では、よい土地は、白虎的な特
徴をもったスポットの上にあります。広く白虎的な土地として分類される地方においても、宅地はそこを支配する青龍的な原理の特徴を備えて いなければなりません。
しかし最も良い前兆を示すのは、龍から虎へ、あるいは虎から龍へという移行点です。その移行点では、五分の三が青 龍的な特徴をもち五分の二が白虎的な特徴を持つといった、適切な比率を示していなければなりません。もし白虎的な指標が青龍的な指標を超
えているならば、そこには有害な影響が及ぶとされ、他のすべての好ましい地勢を帳消しにしてしまうのです。以上は一般的な原理にすぎませ んがその応用についてはまた詳しく述べることにしましょう。
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皆さんは、「秋茄子は嫁に食わすな」って言いますが、女房のことだと思ってませんか？
「秋茄子の嫁は、鼠のことなのです」
「秋なすび早酒（わささ）の粕（かす）につきまぜて棚におくとも嫁に食わすな」という和歌からきています。
秋茄子を酒粕に漬けて棚においとくのはいいが鼠に食われるんじゃないよという意味です。
だから、鼠のことを〝嫁が君″って言うのですが、七文字でおさめるために略したので勘違 いするようになったというわけ。
〝きみ″ っとていねいな言いかたを、鼠なんかをあがめたてまつって言わなきやあならないか、
十二支は子丑寅（ねうしとら）と、鼠からはじまり、大黒さまの使いだって言われています。
お稲荷さまの狐と似たようなもので、大黒さまの米俵あたりにかけた縁起かつぎでしょうか。
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