癒しの歌メロデイーウミ林柳波 作詞井上武士作曲 ウミハ ヒロイナ 大キイナ ツキガ ノボルシ 日ガ シズム ウミハ 大ナミ アオイ ナミ ユレテ ドコマデ ツヅクヤラ ウミニ オフネヲ ウカバシテ イッテ ミタイナ ヨソノ クニ 昭和１６年 国民学校の教科書に発表されました。 昭和２９年から一年生の教科書に掲載。 |
| 日本の海の恵みは無尽蔵 資源の完全自給に現実味 日本は世界界6位の海を保有する海洋大国。しかも、その海には鉱物やエネルギー資源が大量に眠っている。 夢と思われていた海底資源の採取も、技術の進歩で現実味のある目標に変わりつつある。中国がレアアース（希土類）を禁輸しようが問題ない。資源価格高騰は追い風。日本がこうした立場になることも夢でないことをご存知だろうか。 そのカギは日本列島を取り囲む広大な海にある。日本は国土面積こそ世界61位で「狭い」イメージが定着しているが、領海と排他的経済水域（EEZ）を合算した「海の広さ」では世界6位を誇る海洋大国だ。しかも、ただ広いだけではなく、日本の海には百万年単位の地殻変動の「偶然」から、大量の資源が眠っている。地球は大小20枚ほどのプレートで覆われているが、この境界線上に海底資源は形成されやすい。広大なアフリカ大陸でさえ1枚のプレートの上にあるのに、日本の海には4枚ものプレートの境界線があるのだ（太平洋プレート・北米プレート・ユーラシアプレート・フィリピン海プレート）。 またタヒチ沖の太平洋の深部で形成されたレアアースが豊富な鉱床も、約1億年かけたプレートの移動によって日本の海にまで移動してきた。108～109ｐの資源分布図でわかるように、その多くは領有権問題が少なそうな太平洋側に眠っている。「日本の海は、海のサウジアラビア」と、東京大学大学院の玉木賢策教授はそのポテンシャルを評する。有望な海底資源は海底熱水鉱床、コバルト・リッチ・クラスト、メタンハイドレートの三つ。 それぞれの資源の詳細は順に説明するが、2007年に与野党の枠を超えた合意で成立された「海洋基本法」によって政府もこれらの海洋資源開発に本腰を入れ始めた。予算が付き、人員が配置され、研究や探査活動も盛んとなり多くの新事実が発見された。今年9月に発生した尖閥諸島付近における中国漁船による公務執行妨害事件。そして、それに端を発した中国のレアアース禁輸措置は、日本人に領土保全と資源確保の重要さを再認識させる出来事だった。 近年の資源逼迫問題と併せて、「日本の海」 への関心と期待が高まると予想されている。海底熱水鉱床とは文字どおり、海底にある熱水が噴出して形成された金属の鉱床だ。ガラパゴス諸島沖で1977年に発見されたのが世界初で、研究に着手して日が浅いため周辺の独特な生態系も含めて未知な部分が多い。300℃前後のイオウ分や塩素分を含んだ熱水が、地中の金属元素を溶かして海底中に放出し、それが噴出口周辺に沈殿するのだ。 金、銀、銅、亜鉛など産業の基礎となるベースメタル、地上では特定地域に偏在するガリウムやインジウムなどの希少金属（レアメタル）も豊富に含んでいる。 特に銅は価格が高騰しているうえに今世紀中の枯渇が懸念されるので貴重だ。レアメタルに至っては半導体や液晶などの製造に不可欠であるが、供給が不安定なため、明日にでも供給がストップするリスクを抱えている。 条件的にはプレートの境界付近、水深約1000㍍超の海底にある山（海山）の斜面に形成されやすい。条件に恵まれた日本の海では伊豆諸島から小笠原諸島付近（伊豆・小笠原弧）と、沖縄西部沖（沖縄トラフ）を中心に、世界最大級の熱水鉱床が複数発見された。 開発を続ければ、夢から「す標」へ移行すると見られている。政府系機関が実施した近年の調査に関しては、調査結果がすべて注目され．るのは品質だ。かつて秋田県で算出された「黒鉱」と呼ばれる良質な鉱石と同じ性質のもので、秋田の鉱山も1500万年前に熱水鉱床から形成されたと見られている。「日本近海に大鉱床が眠る』（技術評論社）という近著がある飯笹幸吉・東大大学院教授は「日本の海にある熱水鉱床は多様な地層が重なっているため金属の種類が豊富で、世界各地で発見された熱水鉱床より含有率も高い」。問題は日本の海にどのくらいの資源が眠っているかだ。現在の価格で試算すれば50兆～100兆円分の資源が眠っているという調査報告や報道もなされている。もっとも、これらは現時点では試掘結果から推測した値にすぎないし、採掘技術も未完成なため商業ベースに乗せられるか否かも不透明だ。しかし、ぬか喜びに終わるわけではない。採算に合わないとはいえ、予算や人月も乏しい調査の初期段階で数百億円分の資源が発見されたのだ。本格的な探査と技術公表されていない。中国をはじめとする周辺国との摩擦や、外資系の海底資源開発ベンチャーへ情報が渡るのを防止するためと見られている。それだけ、熱水鉱床の実用化は現実的な話であるということだろう。実際、政府は18年度までに商業化のメドを立てることを目標に掲げ研究開発予算を増額している。（週刊タイヤモンドより） パワーストーン広島 / パワーストーン水晶天然石 次はおおスザンナ
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