前回は、「心の中に潜む不安と恐怖と怒りの正体」について話しました。今回は、調和と進化を促す生命エネルギーについて話をします。生命エネルギーの働きを知ると、不安や恐怖や怒りの感情が、そこから抜け出る答えを見つけるために沸き起こるということがよく理解できます。また、知的な能力や精神性を高めるためにどのようなことをすればよいのかがよくわかるようになります。心の本質はすべての本質につながっています。人間の心の働きや、能力に関わることで私が不思議に思っていたことがいくつかあります。そのひとつが、傷や風邪を引いても、自然に治っていく自然治癒力の働きです。決して薬を飲むから治るのでもなく、医者が治すわけでもないのです。薬や医者はそのきっかけを造るに過ぎません。そして、その回復のスピードは心の在り方に強く結びついています。楽しいことがあったり、楽しい思い出に浸っているときには回復のスピードは速まり、嫌なことがあったり、嫌なことを思い出して気分が沈んでいるときには回復が遅れるのです。ふたつめが、赤ちゃんが言葉を覚えるという現象です。お母さんやお父さん、そして周囲の人々が適当に話しかけている間に、いつの間にか話すことができるようになります。私たち大人がどこかの学校にいって、外国語を習うように文法や話し方を教えてもらうわけではありません。人々の間で生活している間に自然に話ができるようになっているのです。この仕組みは一体どのようになっているのでしょう?。みっつめが、ひらめきの現象です。新しい何かを造り出そうと考え続けていると、あるときに全ての事が一瞬にして解ってしまうということが起きます。例えば、飛行機のない時代に、鳥のように自由に空を飛び回りたい。そのような機械を創りたいと考えたとします。いままでにないものですから、いろいろ試行錯誤をくり返します。鳥を飛んでいるのを観察したり、模型を創って飛ばしてみたり ・・・。そのようなことを何年間か繰返している間に、あるときに「このようにすれば、自由に空を飛べるものができる」と解ってしまう瞬間が訪れるのです。それをひらめきといっています。この、3つの出来ごとに対する共通要素は一体なんなのでしょうか?
そこに、心の本質を解く鍵があるのです。調和させ、発展をせしめるエネルギーの存在、皆さんはカエルの解剖をしたことがあるでしょうか?。私は中学の生物の時間にしたことを覚えています。解剖をして心臓を取り出すと、その心臓はピクピクと動いています。その心臓を、鋭いメスでさらにひとつ一つの細胞のレベルまでに小さく切り刻んで培養液の中に浸けておきます。すると、心臓の小片は各々が別なリズム動いています。その小片を寄せ集めてひと塊にしておくと、やがてはふたたび心臓の形になり、心臓としての動きをし始めるのです。ひとつ一つの小片に神経的な結びつきはなく、誰かがそうしろと教えたわけでもないのですが元の心臓の形になり、元の心臓の働きを始めたのです。あたかも、ひとつ一つの小片がお互いに情報を交換し話し合い、自分達の一番調和し、発展した状態を造り上げたとしか言い様がないのです。この現象を生命科学で「シンクロニゼ−ション」と呼んでいます。このような観点から、私たちの身体を見たときに一つのエネルギーの存在と一つの法則を見つけることができます。それは、エネルギー場にあるすべての情報を調和させ発展せしめるエネルギーの存在(言葉を変えれば、最高・最良の状態を造り出そうとする方向性を持ったエネルギーの存在ということ)であり、すべてのものは、潜在的に調和と発展をその方向性として持っているという法則です。これが、心の本質であり、この宇宙に存在するすべてのものが持っている本質のようなのです。「目」「鼻」「耳」「口」「心臓」・・・「各々の臓器」。バラバラなものが、互いに情報を交換しあいながら調和した状態で一人の人間を創っています。そして、この調和が崩れたときに、悩みが生まれ、病気が生まれます。時間的に、そして空間的にバラバラに入った言葉が調和して整理されたときに、その言葉の意味が理解され、その瞬間から話すことが始まります。ひらめきも同じです。すべての経験や知識が(これは目や耳から入ったものだけではなく、皮膚感覚で身に浸けたものを含めて)調和して発展された形になった瞬間がひらめきの瞬間になるのです。「気=生命エネルギー」がすべてのものを最高・最良の状態に導く、このエネルギーの存在を「生命エネルギー」といい、そのエネルギー場に存在するすべてのものを調和させ発展せしめるエネルギーです。
このエネルギーが、私たちの身体の中に、そして外に、宇宙にあまねく存在していると仮説してみるとすべての悩みや問題が解決をしてきます。中国では数千年の昔から「気」という言葉でこのエネルギーの存在を言い表しています。また、この「気」の働きを高める方法として「気功」が生まれ、病気の治療や健康の回復、促進に役立てています。誰のなかにも、このエネルギーがありますから、本来は健康であり、知的な能力も高まっているはずなのです。そうでないのは、この生命エネルギーが本来の 働きをしていないのです。この本来の働きを止めてしまっているものが、不安や 恐怖や怒りを抑える、悲しみや喜びを抑えるという行為なのです。これらの感情を抑えてしまうから、生命エネルギーの働きが鈍くなり、最高・最良の状態を造り出すための情報の交換がなされなくなってしまうのです。ですから、抑えるのではなく、あるがままに感じてそのエネルギーを動きやすくしてやると、そのことに関わるすべての情報が交換され、その中で一番理想的な状態を造り出してくれるのです。結果として、不安や恐怖や怒りを感じなければ居られないような状態から抜け出るための知恵が生まれ、そのための行為が起こるのです。感情の発揮が生命エネルギーの働きを高める不安や恐怖や怒りの感情はそのような状態から抜け出るために、関わりのあるすべての情報を交換するために派生するのです。悲しみや痛みの派生も同じ理由からです。
ひどい頭痛や切り傷の痛みでさえもそこに意識を持っていき、痛みをありのままに感じているとすぐに消えてしまいます。それを、薬や酒にまぎらわせて痛みを解消しようとするのは自然の摂理から外れている行為なのです。ここまでの事が、理解できればメールマガジン前号で話をした意味がよくお解りになるのではないかと思います。そして、ストレスをコントロールするためにすぐにできることは、よく泣くこと、笑うこと、感動することです。一日5分でもよいから大声で笑ってみること、泣きたい時には、それを抑え込まないで思いっきり泣きわめくこと、一日一回は感動する何かをしてみることです。生命エネルギーの働きを本来の働きに戻すために、一日一回、静かに座り自分の中にある不快なものを感じとる瞑想(浄化の瞑想と言っています)をすることを進めているのです。この瞑想については、メルマガ前号でお話をしましたので、それを参考にして下さい。生命エネルギー活性化装置"ボディ・リフレッシャー"の誕生は、健康や知的な能力の開発に役立つので皆さんにすすめるのですが、そのような中で、楽しくできて、しかも瞑想や気功を何年も修行した人と同じような効果の出るものは造れないかと考えた末に生まれたものが、生命エネルギーを活性化する機械"ボディ・リフレッシャー"です。好きな音楽を聞いている間に、その音楽の気持ちよい振動がこの機械によって増幅して身体に与えられ、身体の中にある生命エネルギーの働きが活発になり、健康が促進され、知的な能力が発達するというものです。副作用がなく、心身に 発達に高く幅広い効果が生まれます。ストレス・コントロールに関して言えば、お母さんのお腹の中にいたときのような、安心感と安らぎを得る究極のリラクセーション状態を造り出すことが出来ます。また、心身の情報処理能力が高まり、悩みを問題の答えが自然に見つかり、強い意志と、生きる喜びが沸き起こってきます。まさに、生命エネルギーが溢れ活性化してくるのです。 次回は「簡単にできる気分転換の方法」について、お話をします。イライラしたり、鬱になったり、気分的に袋小路に陥ってしまったと思うときに試して下さい。ボディ・リフレッシャー、に興味がある方、セミナーのお申し込み、お問い合せにつきましては下記にお願いいたします。ヒーリングを受けたい方、学びたい方は レイキヒー−リング
☆ ストレスの話(5)です
今回は「簡単にできる気分転換の方法」について、お話をします。イライラしたり、鬱になったり、気分的に袋小路に陥ってしまったと思うときに試して下さい。
気分転換3アイテム
前回の「調和と進化を促す生命エネルギー」で話したように、私たちの心の中には情報を整理し、より調和した状態をつくりだすためのエネルギーがあります。ですから、イライラしたり、ストレスを強烈に感じたときにはそのときに沸いてくるイライラやストレスをあるがままに感じとっていると自然にそのイライラやストレスが解消し、そのような状態から抜け出すためのアイディアや答えがでてきます。しかし、そうしてもうまくいかなかったという方、もう少し手軽にその状態か ら抜け出したいという方は次の方法を試してください。お薦めの3アイテムは「部屋の掃除」と「台所の掃除」と「冷蔵庫の掃除」です。気持ちが整理されていないときにはその心の状態が表に現れ、周囲の状態 も雑然としています。しかし、自分は疲れきっていますのでそれに気付かないか、気付いていても"ま、いいか…"という気持ちになってしまっています。そして、そのうちにだんだんその気持ちが定着し、深みにはまっていってしまいます。ですから、そうならないように、またそうなった状態から抜け出るためにも身の回りを整理してみる事が大切です。できることから始めて下さい。無理は禁物です。そのためには、範囲を小さく区切ることです。今回は「今回は自分の部屋 だけ」「今回は台所だけ」「今回は冷蔵庫の中だけ」…というようにです。そのかわり、徹底的にするのです。完了したときの気分を味わうそして、それを実行したあとの気持ちを味わい、感じてみることが元気回復のポイントです。気分がスッキリした感覚、やれやれという感覚、なにかほっとした感覚・・・?
人によって感じ方は違いますが、それを味わい、感じることによって、感じる心と情報を整理する力が戻ってくるのです。論より証拠です。試してみてください。当然のこと、庭の掃除でもいいし、ゴルフ道具の手入れでもいいし、車の掃除でもなんでもいいのです。昔の時代劇を観ていると、何か問題にぶち当たると武士が刀の手入れをしているシーンがでてきますが、その現代版をしてみるということです。最近企業のなかで5S運動と言うものが流行っています。「整理」「整頓」「清 掃」「清潔」「躾け」の頭文字をとって"5S"と言っています。情報がグロ−バル化し、変化のスピードが速まれば速まる程、その変化や、価値観の多様化についていき辛くなります。それがイライラの原因になり、ストレスの原因になります。5S運動をすることにより、企業も情報整理をすみやかにする癖をつけようとしているのです。普段していないことをする。死にたいほどのストレスを抱えている状態とは、言い変えれば生命エネルギーの動きが弱まり、情報を整理する力が弱まっているときなのです。このようなときには、普段と違った行動をして、心に刺激を与えて生命エネルギーの動きを活発にしてあげることも、効果的な解決の方法です。
* 旅行する・・・居場所を変える、刺激を変える
* 足早に散歩する・・・刺激を入れる
* 激しい運動をする・・・強い刺激を入れる
* 外国語のカセットテープやCDを聞く・・・刺激を入れる
* ヒ−リングやカウンセリングを受ける・・刺激を入れる、別な観点からものを捉えるなども、お薦めの方法です。ヒ−リングから受ける刺激はとても心地よく優しいものです。最近はヒ−リング・セミナーに参加する人が増えてきています。カウンセリングは自分が考えていた方向とは別の方向からの物事の解釈を与えてくれます、新しい情報の整理の方法を身につけることに通じていきます。意外にストレスが解消できるものが、外国語の会話を聞き、外国語で考えてみることです。頭の中の働く位置が違うのか、結構効果が上がります。健康に自信のある方は、激しいスポーツやディスコチックな踊りに狂うのもよ い方法です。生命エネルギーがうごめいてくるからです。手軽に出来て、お金がまったくかからない方法が散歩かも知れません。しかし、これはじっとりと汗をかくくらい早足で歩くことをおすすめします。時間がとれれば旅することをおすすめします。目や耳から、今までにない刺激を受けることは生命エネルギーを活性化するとてもよい方法であるからです。それよりもなによりも、楽しいではありませんか。ワクワク、ドキドキする時間が心の成長には必要なのです。また、心身の情報処理能力が高まり、悩みを問題の答えが自然に見つかり、強い意志と、生きる喜びが沸き起こってきます。まさに、生命エネルギーが溢れ活性化してくるのです。次回は「簡単にできる気分転換の方法」について、お話をします。イライラしたり、鬱になったり、気分的に袋小路に陥ってしまったと思うときに試して下さい。ボディ・リフレッシャー、に興味がある方、セミナーのお申し込み、お問い合せにつきましては下記にお願いいたします。 ヒーリングを受けたい方、ヒーリングを学びたい方は レイキヒーリング
☆ 内容:心の本質についての科学的な考察とその役割について詳しく紹介されています。 ☆ 生命エネルギー活性化装置"ボディ・リフレッシャー" 音楽を聞いている間に、
ストレスが解消し、元気がでてくるストレス解消機器。好きな音楽を楽しみながらストレスを解消し、心身の健康が回復促進されていきます。 ボディ・リフレッシャーに興味のある方はHPをご参照ください。 参考文献
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