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心と身体のサイエンス > 「貴人は南面す」という話
気を流す時の気の流れは、磁力の流れに沿ってＮ極からＳ極に流れます。この事から地球の磁力線のことを考えると、地球では南極から北極へ向けて磁力線が地表に沿う様に流れています。気の流れもそれに沿っていますので、南に向かう姿勢をとることは、その流れを全身で受けることで、良い気を受け取るのに役立つと思います。昔から亡くなった人を寝かせるときは、「北枕」にする習慣があります。これも磁場との関係で考えてみると、ピラミッド内で腐敗が進まないのと同じ発想のように思われてきます。昔の人は経験的にそのことを知っていたのかもしれません。また「貴人は南面す」といいます。高貴な人は会見するとき、必ず北を背に南を向く姿勢をとります。これも磁力線の流れを見れば、気を吸収する位置に立つにはこの姿勢しかないことがわかります。つまり貴人はつねに川下にいて、相手は川上から流れに従うような姿勢をとらされるのです。それで自然に気が吸収されて、力がそがれることになってしまうわけです。南極から北極へと流れる磁力線は通常は逆に考えている方が多いでしょうが方位磁石のＮ極が北極を指すということは、磁石は異極同士が引き合うという性質を考えると、北極の磁極はＳ極ということなので す。地表は平らではないので、実際はほとんど計測不可能なほどの複雑な磁場が、その場所ごとに生じているはずです。また太陽からくる磁力線もあるし、地電流があるので特定の土地の磁気の流れや地場はそこで計って見なければわかりません。（こういった気の流れや磁場の良し悪しを、知るための学問が風水でしょう）しかし危機を地球規模の大きな流れを知っておくことは、気を流したり意識状態を変える訓練をする場合に決して無駄にはならないはずです。天地に充満する荒削りなエネルギーを、意識エネルギーである気に変えていく過程が気功の第一歩です。この段階で使う意識は、主として表面意識であり、眼・耳・鼻・舌・身の五感、すなわち視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚です。瞑想訓練やリラックス集中の時には、南向きの姿勢をとってみるのも一つの方法だと思います。
ストレスのお話
ストレスのお話
ストレスをおもしろおかしく一言で 「ストレスとは、心がノーと言っているのに、口が勝手に開いてイエスと言っている時のことです」 投影とは、心理学の言葉ですが、自分の
怖れや無意識の動機を否定しておいて、その怖れや動機を他の人に押しっける行動のことを言います。自分の隠れた感情を人に投影したり、何 もないのに動機や意図を人のせいにしたりしないように、気をつけて下さい。現実をこのように歪めると、自分も人も傷つけてしまいます。
例えば、デートの相手が席を予約したレストランになかなか現れないと、次のように思いがちです。「彼は本当は私を好きではないのよ。誰か もっとすてきな人が現れたので、私を待たせているんだわ」本当は、彼はただ、交通渋滞に巻き込まれただけかもしれません。子供の頃の体験
や過去生から来る、何回もくり返すくせの本質や影響を理解しないでいると、同じパターンをくり返して、人との関係を不必要に傷つけてしま います。赤ん彷の時の私達は、過去も未来も気にしません。自分の思うままに、完全にその瞬間に生きています。これこそが、私達が
体験するはずの生き方なのです。両親、社会、文化、宗教などの価値観を教え込まれて、生来の知恵が抑圧されてしまうのです。この暴虐 に反抗すれば、怖れ、罪悪感、あざけり、非難、侮辱などでおびやかされます。仲間はずれ、無関心、身体的・精神的な虐待なども待ち受けて
います。両親、学校の先生、社会、文化は、しばしば私達に危険な誤った考えを教え込むことがあります。有名な話を一つ、母親が子 供部屋に入ってゆくと、彼女の四歳の男の子が赤ん彷のベッドの上にかがんで「僕に天国と神様のことを教えてよ」とその子供は弟に頼んでい
ました。「だって、僕は忘れかけているんだもの」自分自身を愛し、他の人の言うことを気にしてはいけません。もし、本当に人の申 し出や義理を断りたかったら、はっきりと断りなさい。それをし損なうと、怒りがしのび寄って来ます。あなたはそれにかかわり合ったこ
とに怒りを感じ、それを押しつけた人を恨むようになります。必要な時にはノーと言い、やりたい時にはイエスと言いましょう。したくないことを断れずにいると、病気になることがよくあります。なぜなら、病気になるのは、より「受け入れやすい」ノーという方法だか
らです。自分の体が「ノー」とあなたの代わりに言っているのです。自分の気持ちをはっきり言う方が、ずっと健康的です。私達 はしばらくの間、地球学校に入学したといわれます。そして、学びのプロセスを効果的にするために、カリキュラムを自分で作るといいま
す。自分で想像するよりも、ずっと腎いのでは・・・。私達がしなければならないのは、それを思い出すこと・・・。そして、与え受け取る、という喜びを体験し、今の一瞬に生きるといったすばらしい能力を充分に活用を・・・。地球学校を中退する人、卒業
する人、留年する人、次の学校へどの資質を持ってゆくかを決め、私達は本当の故郷、もう一度肉体に宿るために後にした故郷について、かな りの記憶を持って生まれて来るようです。
西野流足芯呼吸: 意識で息を足の裏からゆっくり吸い込んでいったん丹田に入れ、さらに肛門、背骨を上らせて、頭頂に達したらそこで軽く息を止め、体の前面を再び丹田までおろして、そこから足芯に向けて吐き下す呼吸法。