老子は、分別ある人間とはいかなるものかについて、『道徳経』の中で次のように説きます。
五つの色が混じれば見えなくなってしまう
五つの音が混じれば聞こえなくなってしまう
五つの味が混ざるとうんざりだ
争って何かを求め、手に入れたところでこころが安まるわけではなく、だから分別ある者は外についた目よりも、こころの目を大切にする。内なる自分に、ただ耳を傾け、悟り、目的意識を持ってことにあたるだけ、どんな結果になるかなど一切気にしない。人生の目的がはっきりすれば、あなたは内なる自分を発見しつつあるということ。そうなるとあなたはもう外からの基準で自分を判断する必要はなく、「都合の悪い」ことは絶対に考えない。自分のやりたいことが何でもできるあなたを思い描き、そしてこのイメージを持ち続けて、結果がどうなるかなど忘れ、日常生活のすべての面でこんなふうに考えることだ。そうすれば、より多くのエネルギーが身体に流れてくるのを感じるようになります。言葉にし、イメージをするということは、エネルギーをこめるということです。とくに人に向けて公言したとき、物事はエネルギーを得て、実現に向かって動き出します。
口に出していうと、現実のほうが後からついてくるのです。もちろん、ただ無責任に口に出すのではなく、信念にもとづいて公言することが大切です。
このとき、発せられた言葉は、誓いの言葉になります。
これによって実現するための努力をする覚悟も決まります。
また、公言することによって、思いもよらない人からの援助を受けるというチャンスを得ることができます。言葉はそれぞれが固有の振動数をもち、宇宙に影響するエネルギーだということは、おわかりいただいたと思います。
口から発せられた言葉は、パワーをもち万物に作用します。
重要なのは、それが「なった」と強くイメージするということです。より高いレベルとなったあなたは、ただこころを安らかに保ち、無上の喜びを感じ、そして目的意識をはっきりと持つことです。探求の道はあなたに分別ある人間になることを求めています。
なぜかといえば、あなたは自分がどれくらいうまくやっているかを考えるよりも、この瞬間瞬間を楽しめるようになるからです。結果のことは意識しない。
あなたには、ぜひとも秀でたいと思うことがいくつかある。
そういうことに関しては今よりも勤勉でなくてはならない。しかし人生のすべての面でそうすることはない。ただ気楽にやっていればいいのです。
☆ お子さんのイメージトレーニング
こどもさんに、自己ヒーリングを子供の感情的、肉体的問題に応用するための準備です。瞑想用に浄化しチューニングしたクリスタルで気に入ったものを子供さんに選ばせ、手に持たせます。その子が暖かく、楽な状態にあることを確認してください。
以下の言葉をゆっくり、はっきりと読み聞かせます。
何もする必要がないことを子供にいいきかせてください。
すぺては想像の世界で起こるのです。
「あなたはお気に入りのクリスタルを手に持ってこの道をあるいています・・・。」
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