| ４７都道府県の民謡 河内音頭 大阪府 (ヨイショ ドッコイショ) エーさては一座の アノ皆様へ (ヨ−ホイー)(ハ エンヤコラセ− ドッコイセ) エー まかり出ました 未熟者 お見かけ通りの 弱輩で お気に召すよに 読めねども その儀御免を いただきまして 伺いのべます おそまつは なにわの 女仁侠と 昭和の御代の 今日までも のこりましたる 物語 一生懸命に つとめましょうエ (ソラヨイトコ サッサノサ ヨイヤサッサ) |
| 「考えときまっさ」人にものを頼んで、こんな返事だったら、断られたのである。東京の人はそれが分からない。あと何も言って来ないで失礼だとか、いい加減な返事でごまかした、などと怒り出す。日本中で、ややこしさでは大阪弁が第一だろう。その場で断ればいいものを、なぜそんな言い方をするのか。折角わざわざ自分に頼んでいる。それを即座に拒絶したのでは、相手はとりつく島もないではないか。で、そこは柔らかく答えて、その場では相手を傷つけない。こう言えば相手はどう思うか、と常に考えながら人と話す。それは相手の心を大切にする礼儀でもあった。大阪人の「気イつかい」と昔から言われている。東京では 「気配り」と近ごろ言うらしいが、大阪の方が老舗である。一旦は断っても相手とのつながりはつけておきたい。あるいは、条件を変えることによって、承諾することになるかもしれない。そのとき、「考えときまっさ」が生きて来る。これが商人の思想である。けったいな、えげつない、ぽちぽちなどの大阪弁は、すべて言葉が複雑で、ややこしい。その難しさは、他の地方の方言のように、翻訳しただけでは解決できないことである。意味が単純でないからだ。一つの言葉がいくつもの意味や、ときには正反対のニュアンスを持つ。そこから、あの大阪漫才が生まれて来た。 パワーストーン広島 / パワーストーン水晶天然石 次は篠山節 (デカンショ節)
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