真白き富士の嶺(七里ヶ浜の哀歌)

真白き富士の嶺 緑の江の島 仰ぎ見るも 今は涙
帰らぬ十二の 雄々しきみたまに 捧げまつる 胸と心

ボートは沈みぬ 千尋の海原 風も浪も 小さき腕に
力もつきはて 呼ぶ名は父母 恨は深し 七里が浜辺

み雪は咽びぬ 風さえ騒ぎて 月も星も 影をひそめ
みたまよ何処に 迷いておわすか 帰れ早く 母の胸に

みそらにかがやく 朝日のみ光り 暗にしずむ 親の心
黄金も宝も 何しに集めん 神よ早く 我も召せよ

雲間に昇りし 昨日の月影 今は見えぬ 人の姿
悲しさ余りて 寝られぬ枕に 響く波の おとも高し

帰らぬ浪路に 友よぶ千鳥に 我もこいし 失せし人よ
尽きせぬ恨に 泣くねは共々 今日もあすも 斯くてとわに
明治43年1月23日、冬の相模湾にボートを漕ぎだして溺死した十二人の中学生を悼んで歌われた歌です。開成中学には、当時海軍から払い下げられた古いカッターがあって、強剛な水兵さんのためのカッターは、中学生にとっては、大きすぎ、無骨すぎるものだったという。
占星術(惑星の環境)の話
タイミングよく、適切な場所に自分がいたことがあるはずです。ちょうど良いころあ いに自分が必要としている技術を持っている人が、現れてくれることに驚いたり、新しい方向性を探っていると、不意にチャンスが巡ってくることがあります。計画していたわけでもないのに、このような出来事が自然に訪れてくるように思えてしまうものです。このような状況が訪れるとき、たぶん感謝の気持ちと同時になぜこんなに運がいいんだろうと不思議に思えてしまうかもしれません。でも、それは運とはか かわりのないことで、偶然に起きたように思える出来事には、想像以上に深い目的があることをほのめかしているのです。すなわち、訪れた出来事はあなたの人生の使命が適切なものであることを暗示しているのです。人間に影響を及ぼす波動の最たるものは、惑星の環境から放たれてくる波動と思われます。惑星相互の位置関係は、組み合わせの膨大な体形を作り上げています。人は死後自分の必要としているものを最も良く満たしてくれる惑星環境の一点へと引き寄せられていくといわれます。そこでの影響力を吸収し、それに照らして生前の失敗や成功を調べて中間期を終えると、人はまた地球での生活に戻ってきますが、この生涯は中間世界で人が精神面で吸収したものに大きく影響されるのです。これがどうなっているかは、出生時の星の位置関係を調べることによって、かなりの程度まで確かめることができます。これらの波動的影響力 が地球に最も強力に注がれる瞬間を狙って人は地球に生まれかわってくるように思われます。その膨大な方程式を理解して逆算の方程式により、取り巻く惑星環境からやってくる時に、どのような意識のだんかいを経てきたか、どのような目的を持った人生であるのかを解き明かすのです。地上での生活中、特定の惑星群が再び地球に強い力を及ぼす力関係に来たときに、それらの惑星と強い関係を持っている人は普通の時以上に大きな作用を受けるのだと述べられています。
惑星の要素と象徴 抜粋
水星 知的で分析的な傾向 好奇心 感性
火星 エネルギッシュ 怒りや暴力のけん制 自己開発 頑固
金星 仲間と行動 愛情 美の表現
木星 真面目さ 普遍的意識 指導的 権力や金銭
土星 保守的 規律 保守ゆえに変化に向かう傾向  
天王星 能力の開発 創造的な力 几帳面さ 直観力
そこで、論理的には人は自分の長所と短所を知るためにホロスコープにおける各惑星同士の配置を調べるばかりでなく、このような配置が再び天で形成される時期をも見ておくのが最善でしょう。人の運命の上で使われる最強の力はまずもって太陽であり、次に地球により接近してくる惑星、つまり個人の出生時に天頂に上ってくる惑星群です。それを利用したものが、生まれたときに太陽が位置していた星座による性格の12分類が星占いです。
抜粋
雄羊座 発達あるいは基礎
双子座 二面性
蟹座  感受性
獅子座 感情的
天秤座 バランス作用
水瓶座 全体像の理解
ここで理解しておくべきことは、どのような惑星の力も太陽や月、その他どのような天体も、人間の意思力の果たす役割までしのぐことはありません。それは人間が独力で選びとる力を持つ時に人間の与えられた力なのです。
人間の傾向は、その人が生まれる瞬間に影響を及ぼした惑星群によって支配される。というのも、自分が計画したものだからです。
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