アメイジング・グレース（Amazing Grace ） ё Amazing Grace! How sweet the sound That saved a wretch like me! I once was lost, but now am found; Was blind, but now I see. 'Twas grace that taught my heart to fear, And Grace my fears relieved; How precious did that grace appear, The hour I first believed. Through many dangers, toils and snares, I have already come; 'Tis grace hath brought me safe thus far, And grace will lead me home. The Lord has promised good to me, His Word my hope secures; He will my Shield and Portion be, As long as life endures. Yea, when this flesh and heart shall fail, And mortal life shall cease, I shall possess, within the veil, A life of joy and peace. The earth shall soon dissolve like snow, The sun forbear to shine; But God, Who called me here below, Shall be forever mine. When we've been there ten thousand years, Bright shining as the sun, We've no less days to sing God's praise, Than when we'd first begun. CMは、１９８６年の春から放映がはじまった。 大きな男の手からやさしい女の手へ、ダイヤモンドがさらさらとこぼれるように手渡され、 「アメイジング・グレース」が静かに流れる。白鳥英美子に、その仕事の依頼があったのは、 1986年の初めのこと。「ダイヤモンドのCMソング」 1973年に人気デュエット「トワエモア」を解散してから12年。 昔の名前に頼らず、小さなコンサートで「本当に歌いたいものだけを歌っていた」 白鳥英美子には、名前や肩書に関係なく、歌そのもので勝負できるCMは、 願ってもない仕事だった。 イギリスの古い歌を、アカペラ（無伴奏）で。楽しげに聞いていた白鳥が、 曲名を聞いたとたん、表情を変えた。「アメイジング・グレース」。 白鳥にとつて「特別な曲」。話は六〇年代までさかのぼる。 フォークソング・ブームまっただ中。日本の若者の大半がギターを買った時代。 高校生だった白鳥は、自宅で歌うだけでは満足せず、街角で英米の古い歌を横奏した。 「アメイジング・グレース」は、その時仲間から教わった。 いい歌なので、歌いたいと言ったら、みんなが反対する。「古い讃美歌で、 イギリス移民の心の支え。 歴史や背景を知らない日本人が安易に歌う歌じゃないって言われたんです」 恐れ入った白鳥は、「アメイジング・グレース」を断念した。 それが、二十年たって再び白鳥の前に現れた。 美しい曲を歌える、初めてアカペラに挑戦する、といううれしさの方が先にたった。 CM以降、白鳥の音楽活動の幅は確実に広がった。 「トワさん」本名でもあだ名でもない、妙な呼ばれ方の白鳥英美子は人気デュエット、 ��トワ・エ・モア″（フランス語で　「あなたと私」）の片方だから、トワさん。 白鳥にはいつも、トワ・エ・モアがついて回っっていた。 １９７３年の人気絶頂にグループ解散。結婚、渡米、出産を経て、 ソロ活動を開始する。舞台で拍手が多いのは、いつも「ある日突然」。 　そんな白鳥の転機になったのは、「アメイジング・グレース」。 　白鳥のアルバム『アメイジング・グレース』が発売されたのは、１９８７年の秋。 CMオンエアから１年以上たっていたが、『アメイジング・グレース』の人気は健在だった。 以来、『アメイジング・グレース』はコンサートの中心曲になった。 会場には、トワ・エ・モァを知らない若いフアンが増えた。 ��アメイジングの白鳥�＝Aそう呼ばれるのって、とてもうれしい」 元気のでる館　/　パワーストーン館　次はSHOW ME