元気のでる館 ＞ 加藤嘉明が構築した日本一の平山城
〔愛媛県松山城〕
松山城はＪＲ予讃線松山駅の東一・五キロほどのところ勝山山上と山麓に多くの遺構を残している。駅からは市内電車で大街道下車、ロープ ウェイ駅から山上へ、徒歩の道は一番町の県庁うらにある。松山県庁裏の山麓には二之丸庭園が復元され、松山城二之丸史跡
庭園となっていて見るべきものは数多いお城への旅。
山上には天守はじめ多くの建造物が残り、あるいは復元されている。
姫路城につぎ建造物を良く残す。
⇔写真は姫路城につぎ建造物を良く残す松山城
松山城はＪＲ予讃線松山駅の東一・五キロほどのところ勝山山上と山麓に多くの遺構を残している。駅からは市内電車で大街道下車、ロープ ウェイ駅から山上へ、徒歩の道は一番町の県庁うらにある。松山県庁裏の山麓には二之丸庭園が復元され、松山城二之丸史跡
庭園となっていて見るべきものは数多いお城への旅。 山上には天守はじめ多くの建造物が残り、あるいは復元されている。姫路城につぎ建造物を良く残す。
寛永十二年（１６３５年）久松定行が伊勢桑名から松山・十五万石に封ぜられて入封した。久松氏の先祖は菅原道真といい、定行もなかなかの 名君であったらしい。松山に入ってから産業の育成に心がけた。前封地の桑名から白魚を取り寄せ、松山の川と海岸に放ち、宇治の茶を久万の山中で栽培させ、また紙の原料の椿を植えさせた。そののち久松氏は世襲して明治に至った。松山城本丸に加藤嘉明が建てた五層の天守が、寛
丸十九年から久松走行によって改装され三層となっていたが、天明四年（１７８４年） 落雷で焼失し、文政三年（１８２０年）から安政元年 （１８５４年）にかけて再建。
ＪＲ予讃線松山駅−愛媛県松山城
松山城は文禄四年（一五九五）伊予松前（正木）六万右に封ぜられた加藤嘉明が、慶長 五年（一六〇〇）関ケ原合戦の戦功で伊予 二十万石に増封され、松前城が手狭になったので新しく城地を選び、慶長七年から慶長十九年までかかって勝山に築城したものです。この城地選びにはエピソードがある。当時幕府は外様大名の新規築城についてはその候補地を三カ所挙げさせ、その第一候補は避け、第二か第三候補に許可を出
すしきたりであった。嘉明は勝山、御幸山、天山の三カ所を選び、勝山を第二候補として幕府に願いを出したため、勝山に許可がでたという。この三つの候補地を見ると勝山が最も優れた地形をもっている。勝山は標高一三二メートルの平野中の独立丘陵であり、その昔伊予の豪族河野氏が
勝山の二キロ余り東の湯築城を本拠としていたとき北朝方に属し、これを攻めるため南朝方の武将が勝山（味酒山）に砦を築いたことがあった。
←愛媛県松山城二の丸
当時勝山山頂は南北二つの峰に分かれていたというが、嘉明は築城のとき峰を削平し平らにして本丸とした。そのために本丸は南北に長い地形 になっている。この当時、すなわち近世大名の居城としては、小山、小丘がある地形中の平山城が理想的とされていた。山があまり高くなく詰の城としての効用が十分であり、山麓に居館そして城下町を経営する余地も広い。さらに藩内の統治上所在がかたよらず、交通の要衝でもある
といった地勢だが、その意味では松山の地形は他の平山城に比べて極めて優れているといえよう。もっともさらに平和な時代で、城が政治の中心で武備という要素をほとんど必要としなくなれば、中心となる小山、丘陵はさらに低いほうがよい。加藤嘉明は松山城を当時では理想的な平
山城に築城した。まさに日本一といわれるゆえんだが、嘉明は城が完成して十三年後の寛永四年（一六二七）会津四十万右の大守として転封を命ぜらた。上田四万右の城主だった蒲生忠知が松山二十万石総領二十四万石となって松山に入った。忠知は３０歳の若さで亡くなり、蒲生家は
断絶する。
水林芙美子と壷井栄
瀬戸内海に浮かぶ小豆島に生まれた壷井栄は、郷里を舞台とする作品を多く著した。その白眉は言うまでもなく、島を舞台に若い女教師と 12人の教え子たちの交流を綴った『二十四の瞳』。実はこの作品、昭和27年（1952）の2月から11月にかけて無名の雑誌『ニュー・エイジ』に連載されたもの。昭和18年（1943）以来、29年（1954）に軽井沢に別荘を構えるまで、毎年夏、塵表閣に逗留して執筆するのを習わしとしていた栄だから、自然、『二十四の瞳』も、その一部はこの旅館内で書かれたことになります。林芙美子と壷井栄は、かつて東京・世田谷に隣同士と
して住んでいたこともあって、おそらく芙美子の紹介で、栄がこの宿を知ったものと思われます。
ふたりが筆を執った離れは改装されて現存し ますが、6畳・8畳・4畳と、余裕のある空間で、さらに文机を配した3畳の小部屋もあります。家族との賑やかな語らいの合間に、孤独な思索にもふけりたい。そんな贅沢な欲求を満たしてくれる魅惑的な隠れ家なのでは。
参考商品
天王参考商品
天然石、ブレスレット、ネックレス、キーホルダー、ストラップ
ピアス、ペンダント、勾玉、丸玉、誕生石製品多数あり
住所：広島市安佐北区可部南四丁目13−７
電話：０８２−２０９−０５２２
安佐市民病院前 ストーンワールド元気のでる館
有限会社アンバーロック
営業時間 1１時−１7時0０分
定休日 年中無休 ・・。
人類はどこへ・・・
人類は宇宙や星について知らないことがまだまだ多く、宇宙への進出もスタートしたばかりです。太陽エネルギーが核融合でつくられることがわかったのは1930年代で、まだ100年も経っていませんし、月がどのようにできたかも、有力な説があっても決定できたわけではありません。そればかりか、地球がどのように誕生し、生物がどのように生まれてきたかも、本当のところはわかりません。身近なお天気や地震などについても、まだ謎ばかりです。しかし地球や生命の謎は、宇宙を探査することで少しずつ解明され始めました。今後、何万光年も遠い星の誕生を観測できれば、太陽系が形成された姿を再現できるかもしれません。また、星が消滅する過程を観測できれば、太陽系がどのように消滅していくかを知ることができるかもしれません。私たち人類の文明は、これからどこに向かっていくのでしょう。かつて宇宙に行った秋山豊寛さんは、現在は有機農法による農業や環境問題などに取り組んでいます。秋山さんは宇宙空間から地球を眺めたとき、幸せを探しに家を出た『青い鳥』 のチルチル・ミチルのように、母なる地球に再び出会い、その大切さに気づいたのかもしれません。今、地球と人間社会は、人類が引き起こしている環境汚染、温室効果ガスによる温暖化、戦争などにより危機に直面しています。このままだと地球は生物が生息していくのに厳しい星になるかもしれません。そのとき私たちは、地球をあとにして宇宙に移り住む道ばかりを探ってよいのでしょうか。宇宙には新しい可能性があります。しかし私たちはもう一度、私たち生物の故郷である地球を見つめ直す必要があるのだと思います。