■アメリカ・イギリス・フランス・日本の誕生石パワーストーン広島 ＞ パワーストーン ＞ 誕生石一覧表 瑪瑙原石
宝石のうち、ダイヤモンド以外はすべて色がついています。 人間は色石を見ると、ある光源からの光の反射と散乱を知覚して七色を感知します。 人が見る色は、白色光が当たり吸収された残りの反射光の色です。発色するもとは石に含まれる金属元素で、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅の8種類です。主な鉱石に含まれる金属元素は、たとえばガーネットはクロム、マンガンによって、緑色や橙色を呈します。ペリドットは鉄により緑色を呈し、マラカイト （孔雀石） は銅により緑色を呈します。天然アルミナのコランダムはクロムを微量に含有すると赤色のルビーになり、それ以外はサファイアと呼ばれます。サファイアには、黄色、茶色、薄紅色、青紫色のものがあり、微量の鉄やチタンが含まれて美しく呈色します。サファイアは主成分が酸化アルミニウムで、ダイヤに次ぐ硬さをもつことから合成されており、品質の良い人工サファイアやルビーが市場に出回ることが多いようです。いずれにしても天然か、人工かということであり、材質には変わりありません。陶磁器などの色として、ゆう薬によるものがあります。有田焼の柿右衛門の赤色は一級の芸術品であり、赤色のゆう薬との組み合わせによって花鳥風月の絵柄の色合いが作り出されています。ゆう薬は、長石や灰、粘土などの素地成分に岩石に含まれる金属を適宜に混ぜ合わせ、これらのバランスによっていろいろに呈色させています。ゆう薬の呈色は、赤は酸化第二鉄、緑は緑青（ろくしょう）、黄はアンチモン、紫はマンガン、藍はコバルトが仕様川されます。 可視光線はエネルギーのもと？ 太陽光は、主に紫外線、可視光線、赤外線の3つの電磁波から構成されています。人問に見える波長範囲（400〜760mm）を可視光線と言います。雨上がりに見る虹がありますが、その七色スペクトルが可視光線そのものです。この七色を波長の短いほうから挙げると、「紫、藍、青、緑、黄、橙、赤」となります。憶え方は、試合にリラックスして臨むことに語呂を合わせて、紫、藍、青、緑、黄、橙、赤（し あい せい りょく お と せ）と覚えましょう。 光合成に使われる光は、太陽光の中で可視光線が有効な波長です。ではその中で何色の光を使うのでしょうか。ヒントは、植物の色が緑色に見えるのはなぜかを考えてみましょう。光合成をするためには光を吸収する必要があり、クロロフィルという色素で光を吸収するのです。太陽光が植物にあたると、このクロロフィルが青色と赤色の光を吸収し、残った緑色だけが反射されているため、緑色に見えるのです。 ということは、400〜500mmの青系色（B）と630〜730mmの赤系色（R）が吸収されて、光合成に使われているのです。 光合成は、植物が可視光線を受けて葉緑体で二酸化炭素と水から糖類などの有機物を生産する反応であり、光エネルギーを化学エネルギーに変換します。また、二酸化炭素ガスを有機物に変換する二酸化炭素囲定化反応でもあります。 紫外線 ⇔ 可視光線 （400〜760mm）⇔ 赤外線 |
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