| 元気のでる館 > 癒しの館 > 弘法大師空海現在の三密修行 ●現代版三密修行 ☆ビジョンが人生に意味をもたらす ☆ライフワークを確立することで貢献が生まれる ☆家庭内の親密さを育むことで新しい未来が生まれる ☆信頼関係を育める仕事が人生の密度を高める ☆語り合える友人がいることで人間は大きく成長する ☆住環境・職場環境を改善することで運命は変わる ☆自然な身体の欲求を認めることで至福の扉が開かれる ☆意味のあるお金の使い方を学ぶことで人間性が高まる これらの「真実」に取り組み、その意味を深く探究することで、無意識のうちに身につけていた偽りの顔（エゴ）の姿が浮かび上がってきます。 そして、そのエゴを焼き尽くす炎なのです。エゴが焼け落ち、本当の顔が顕われるとき、究極の成功が忍び寄ってきます。自分自身に出会い、究極の成功に至ることができるのです。 そして、それは弘法大師・空海の説いた即身成仏の実践そのものです。 それは現代版三密修行なのです。 三密修行の意密（ビジョン）に当たるのが、第一、第二の二つです。 口密（分かち合いの回路）に当たるのが、第三、第四、第五の三つです。 身密（物理的現実の活性化）に当たるのが、第六、第七、第八の三つです。 |
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| ●「意密」（ビジョン）から入る重要性 伝統的な密教では、三密は身・口・意という順番で教えられています。しかし、まず最初に意密（湧き起こるビジョン）から入るのが正しいのです。身・口・意という順序の回路を辿ろうとしたため、伝統的な密教は失敗しました。この千二百年の間、密教の僧侶の中で即身成仏を実現したものは数えるほどしかいないでしょう。そしてこの失敗は全ての組織宗教にも共通する問題をはらんでいます。身・口・意という回路、つまり「まず身体から入れ」という方法論は、組織宗教を生み出します。それは行為を重視します。しかし行動や何をやったか、何ができるか、といったことは、表面に現れたものにすぎません。内なる動き、そこに意識を向けない限り、神聖なるものに気づくことは起こり得ません。どんな内容によってその行動は生まれてきているのか。行動を問題にするのが宗教です。しかし、その行動の元になる心の働きを問題にするとき、宗教を超えた世界が姿を現します。心の働きが重要です。「インサイド・アウトとは自分自身の内面（インサイド） を変えることから始めるということであり、自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えることから始めるということである」 つまり、「内なる心の働きが変わらなければ、外側をいくら変えても実りある結果は生まれない」ということを理解しているのです。内なる心の働き、これを変容せしめるのが意識です。人生をシフトさせ、新しい未来を生み出す鍵は意識の変容にあることに、一部のビジネスマンたちは気づき始めました。中国の思想家、孟子の言行録『孟子』 の中にも「志しは気の帥（すい）なり」という言葉があります。つまり志しが気エネルギーの状態を決定するのです。志しとはビジョンのことです。本当に自分が向かいたい方向性のことなのです。 |
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