 水晶の一大産出地であった山梨県 古代貴石は重要な祭具であり、日本の水晶宝飾の歴史は、山梨県の古墳から、硬玉・碧玉・水晶・瑪瑙等を原石とする。勾玉・管玉・切り子・玉等が見られることから、少なくとも古墳時代にまで遡るといわれます。 元気のでる館 ＞ 各地をご案内 ＞ 山梨県 日本の玉造りの技法は、紀元前二千年以前より発達していた中国から伝来したものと言われています。水晶は幕末頃まで水精と言われ、江戸時代までは玉石という呼び名で宝石として珍重されたようです。小さな一片の水晶まで大切に取り扱ったと言われています。日本の水晶産地は非常に多く、北は北海道から南は九州まで全国に分布しています。水晶の産出母岩も火成岩に限らず、堆積岩や変成岩中にも見られます。 国内に多くの水晶産地があるにも関わらず、山梨県産水晶がその名を誇っているのは、産出鉱山や産出量が多いだけでなく、形や透明な輝きが素晴らしい良質品を産出するからであると思われます。無色透明で単結晶の大型水晶は他に類を見ないといわれています。 山梨県ご当地民謡縁故節 |
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 渓谷美で有名な甲府昇仙峡 甲府駅より昇仙峡行きバスにて30分 登り口になる天神森には、市営の駐車場があります。四キロもの遊歩道が完成しています。荒川に沿った絶壁にはその名にふさわしい奇岩がつぎつぎに現れます。猿岩、ラクダ岩、松茸石。空に突き上げた巨大岩の上に座り、瞑想して修行した憎もいた、などなど。バスは、短いトンネルを五つ、六つ抜け、十分ほど走って終点の「昇仙峡滝上」に着いた。スペースの広い駐車場には、大型の観光バスも停まっているし、連れ立って歩く観光客の姿もある。駐車場に面して建った赤煉瓦のきれいな建物が、「影絵の森美術館」です。入口でチケットを買います。地下に向かう階段を降りると、そこからは天井の照明も消されて、暗闇の空間になる。なぜ、と思いながら奥に足を踏み入れて、すぐその意味がわかった。いきなり壁面いっぱい、横に広がった影絵に、目を奪われます。樹木、楽器のホルン、バイオリン、時計塔、虻、花畑。メルヘンチックな形に描かれたそれらが一体となって、見事なファンタジーの世界を構築しています。「なんといっても、藤城清治（ふじしろせいじ）と言えば、世界的に活躍してる影絵の巨匠です。この繊細な技巧やら感覚は、藤城独自のもの」。影絵と言っても、黒一色ではなく、きれいに彩色された絵の背後から光を当てて、色鮮やかな影絵の世界が展開しています。それにしても、絵のすばらしさには文句なく息を飲んだ。この壁面絵は、壁の前面に水を張って、光を反射させたり、左右の壁面に鏡を取り付けて、無限大に広げて見せたりと、夢幻性の演出にも気を配っています。館内をさらに奥に進む。真っ暗な展示室に、逆光の照明で輝いているたくさんの影絵。童話に出てくる動物、小人、人魚姫。神話に現れる 「ノアの箱船」「バベルの塔」、あるいは宮沢賢治の 「銀河鉄道の夜」、童謡の 「月の砂漠」等々。作品に添えられた解説を読んでゆくうちに、影絵の知識が身についた。各種の紙を切って、絵にしてゆく。それを後ろから光を当てて、独特の効果を出してゆく。理屈は簡単でも、その細密なこと、ぼかしの巧みさ、色彩の美しさ、全体の構図から訴えてくる幻想世界へのいざない。「天才的な感覚と指先の技巧を持ってないと、とてもこんな作品は創れない。芸術作品には二通りあると思う。一つは、だれでも感心して観賞できるもの。もう一つは、特別な知識がないと、その良さがわからないもの。ここにあるのは、典型的な前者の例だ」。地下展示室は照明が消えているから、よけいなものは目に入らない。美の極致と呼べる影絵と向き合っている間は、雑事いっさいを忘れてしまいたい。そして、この恍惚感に浸っていたい。逆光の生み出す不思議なパワーに心はすっかりからめ取られていました。いつまでも、作品の前に立ち尽くしていました。光と色彩の織りなす影絵の美の空間で、陶酔感に酔いしれて、時をわすれるとは、このことかと実感。水晶（クリアクオ−ツ） 地球上の広範囲に分布する石のひとつ。かなりの硬度を持つ物質、二酸化ケイ素で構成され、透明な輝きを帯びています。水晶には各種の色がありますが、透明なクリアクオ-ツと白色が最も一般的で、水晶はそのひんやりとした感触から氷が凝固したものだと考え られていました。実際に水滴を中に含んだ水晶もあることが、この説の信憑性をさらに高めました。水滴は水晶が生成される過程で取り 込まれたもので、水晶が割れない限り蒸発することはありません。水晶を表すクリスタルという言葉はギリシャ語で氷を意味します。そのため、水晶は喉の渇きをいやす、とも言われました。今世紀になってからも、ボーイスカウトのマニアルには喉が渇いた者は水晶をしゃぶるように、 という指示があったほどです。水晶はパワーのある石です。現在、ラジオ、レーダー、テレビ、超音波機器、その他エネルギーの伝導手段として水晶が応用されています。水晶の結晶の中には現代の科学でもまだ解明されていないエネルギー伝導の、あるいはそれを補助する パワーがあるようです。王位や高貴な身分を示す杖の先端にはクリアクオーツを装飾として用いました。魔法使いの魔法の杖の先にもやはりクリアクオーツがついています。「アトランテスの崩壊は水晶の誤用から起こった」「アトランテスでは生活に必要なエネルギーの大部分を水晶によって供給していた」という説があります。占い師が未来を読むのに使うのも透明な水晶球です。 地中深く、掘り出される水晶は、氷のようにクリアーで、汚れが 全く無いのではと思えるような透明感。世界中から、採掘されるし、どこにでもあるのですが、エネルギーを充分に出している水晶は、キラキラと輝き、いろいろな波動を吸い、それもあまり好ましくないものだと、水晶が濁って見えます。浄化すると、こんなに変わるものかというくらい変わります。日本でも、古墳から水晶を原石とする勾玉、管玉、切子玉等が出土され、古くから水晶は、神や仏の代わりにされてきました。そのご本体が水晶という神社も数多くあります。仏教では、お寺を飾る七宝と呼ぶ貴重な宝の一つに水晶があります。古代エジプトでは、死者の額に小さな水晶球をのせ、死後の世界を見渡せるよう願いを込めました。中世ヨーロッパでは、水晶はダイヤモンドより高価で、装身具としてパワーストーンとして使用されていました。古来より、持ち主にパワーを与え、幸運をもたらすと言われつづけ、精神の波動を整えたり、強化したり、目に見えない作用がると信じられ、占いに用いられたり、お守りとして用いられていました。オーストラリアのある部族では雨乞いの儀式に水晶を使いました。ネイティブアメリカンの部族、そして古代の世界では各地で同じ目的のために水晶を扱う部族がありました。水晶が教えているのは、ものごとをはっきりと見通す能力と自分の体を通して宇宙のエネルギーを促す能力です。水晶と同調できる人がクリア なエネルギーを流している状態の時には宇宙の偉大なパワーを水晶のように受信し、転送することができます。そういった人は水晶のクールさ を外見に備えています。そのため打ち解けにくい、近づきがたい人という印象を持たれがちです。しかしやはり水晶と同じく、周囲の人間が暖 かさとエネルギーを注げば、次第に打ち解け、暖かい人間性が表面に現れます。しかし、その力を誤用すると、アトランテイスを破壊に導いたといわれるパワーが本人と周囲の人間を深く傷つける可能性も含んでいます。 水晶から自分のパワーとその使い方についての注意事項を学んでください。自分の物の見方や考え方にあまり固執しないこと。水晶を身につけたり側に置いておくと思いもかけないような神秘を見せてくれるでしょう。 |
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| 「道歌」の紹介です 金銭は 慈悲と情けと 義理と恥 身の一代に 使うものなり 商人の 芸は下手こそ 上手なれ 上手になれば 家はつぶれる 少しずつ 盃に入る 酒なれど 家田畑も 遂にかたむく 身代は 坂に車を 押す如し 油断をすれば 下りこそすれ 気もつかず 目にも見えねど 何時の間に ほこりのたまる たもとなりけり 八百の 嘘を上手に 並べても 誠の一つに かなわざりけり 今日ほめて 明日悪くいう 人の口 泣くも笑うも 嘘の世の中 身をけずり 人をば救う すりこぎの この味知れる ひとぞ尊き 朝起きて 夕に顔は 変わらねど 何時の間にやら 歳は寄りけり 雨あられ 雪や氷と へだつれど 解くれば同じ 谷川の水 気は早く 心は静か 身は経く 目は明らかに 業（わざ）は烈しく 世の中は 左様然らば 御尤も そうでござるか 確（しか）と存ぜず |
「道歌」の紹介です 堪忍の 袋をつねに 首にかけ 破れたら縫え 破れたら縫え 世の中は 豆で四角で 柔らかで 豆腐のように 変わらぬぞよし 外からは 手もつけられぬ 要害を 内から破る 栗のいがかよ 悪しきとて 唯一筋に 棄つるなよ 渋柿を見よ 甘柿となる 降る雪に たわむに見えて 折れぬこそ 柳の枝の カなりけれ ぷらぶらと 暮らすようでも 瓢箪は 胸のあたりに しめくくりあり 蒔けば生え 蒔かねば生えぬ 善悪の 人は知らねど 種は正直 心こそ 心まよわす こころなれ 心にこころ 心許すな 手や足の 汚れは常に 洗えども 心の垢を 洗う人なし 重くとも 我が荷は 人にゆずるまじ 担うにつけて 荷は軽くなる 楽しみは 後ろに柱 前に酒 左右におなご ふところに金 善悪の うつる鏡の 影法師 よくよく見れば 我が姿なり |